人工透析をしてると血流量不足率が気になるんです
透析をしてると気になることがあります。それは透析装置のディスプレイに表示されている血流量不足率です。この血流量不足率が、ちょくちょく数値が上がったり下がったり。酷い人だと10%を軽く超えたりしてるのを見かける。これってアカンやろう。それだけ透析効率悪いってことでしょう。それやのに、臨床工学技士によって値を見てスルーして行く人と、その都度対応してくれる人がいます。
臨床工学技士による血流量不足率の対策
その血流量不足率が上がってきたら、臨床工学技士がしてくれる対応策があります。
下の写真にある、脱血した血液をダイアライザーへ送り返血する役目を担っている血液ポンプがあります。この血液ポンプにセットしてる回路(チュープ)が、反時計回りに回転してる血液ポンプに徐々に引き込まれることによって、血流量不足率が上がるようです。
動脈側血液回路が血液ポンプに入る部分にセンサーがあって、そこで血液流量不足率をは測定してるそうです。この部分が引き込まれることによって数値が上がっているので、この部分にある回路(チューブ)を指で摘み、引き込まれた分をゆっくり引っ張ったり上にずらしたりしてました。
これで安心して透析を受けることが出来ます。
血流量不足率の大切さ
簡単なことなので、血流量不足率が上がってきたら自分で触って回路(チューブ)を調節して、血流量不足率を0%にして快適に透析をしています。せっかく時間をかけて血液中の老廃物を取り除く透析をやりに来てるのに、血流量不足率が上がったままでは駄目ですよね。
ちなみに、スルーして行く臨床工学技士は対応出来ないからスルーしてるのかな?と思って試しに聞いてみたら、「血流量不足率は、こんなもんですよ~(๑•̀д•́๑)キリッ」って言いながら去っていきました。こう言う情報は、臨床工学技士同士で共有するとかないんやなと改めて感じました。せめて院内では、役立つ情報は共有して欲しいものだなと患者側からは思います。
次回は、「足がカサカサの乾燥肌なんでクリームを処方してもらいました」です。
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