人工透析-血液透析のヘモダイアフィルタ変更
私の場合、血液透析濾過療法-オンラインHDF(OHDF)なので、ヘモダイアフィルタのABH-21Fを現在使用してもらっています。血液透析療法(HD)はダイアライザを使用します。血液透析濾過療法オンラインHDF(OHDF)は、透析液から作製される補充液を置換液として、血液中に注入しながら毒素と水分を除去します。その為、ヘモダイアフィルタはダイアライザより水を通しやすい作りになっています。
残血が多くなってきた時の解決策
しかし、ヘモダイアフィルタの目詰まりやチャンバー内の血液凝固で残血が多くなったら、ヘモダイアフィルタをABH-21FからMFX-19E ecoに変更して2週間様子を見ます。
ヘモダイアフィルタの目詰まりとチャンバー内の血液凝固がなくなってきたら、以前使用していたヘモダイアフィルタのABH-21Fに戻してもらい透析をします。
ヘモダイアフィルタの試行錯誤
ヘモダイアフィルタをABH-21FからMFX-19E ecoへ変更して大丈夫だと分かるまで、主治医と看護師、臨床工学技士はヘモダイアフィルタを色々試して調節してくれました。
ヘモダイアフィルタの目詰まりで毒素の除去性能が低下するのと、チャンバー内の血液凝固が見られるようになり残血が多くなってきたので、ヘモダイアフィルタの種類を変えて見ることになる。
このヘモダイアフィルタABH-21Fを違うものに変更。
このヘモダイアフィルタMFX-21S ecoに変更したけど、相性が良くないのか残血が多いので違うヘモダイアフィルタ変更。
このヘモダイアフィルタに変えてみて残血は少しマシにはなったけど、更にヘモダイアフィルタを変更することになりました。
最終的にこのヘモダイアフィルタになりました
ヘモダイアフィルタのMFX-19E ecoです。
このヘモダイアフィルタに変更して2週間程様子を見てると、ヘモダイアフィルタとチャンバー内の血液凝固はなくなります。
このように血液凝固が改善されれば、ヘモダイアフィルタを元のABH-21Fへ戻して透析をします。
私の場合、ABH-21Fは徐々に血液凝固を起こして残血が増えてくるのが難点です。
残血が多くなってくると、定期的にヘモダイアフィルタを変更して様子を見なくてはなりません。それに残血があると、どうしても血中の鉄が不足してきたりします。血液検査の結果で鉄が不足してくると主治医から注意されるのでなんとかしないといけません。
透析毎に鉄剤の投与をしてもらってますが、血液検査の結果に全く反映されませんでした。常に鉄不足です。何とかしないといけないと色々試してみたのが次回の話です。
次回は、「血液検査で鉄不足を指摘されたから、色々試してやっと鉄不足を補う良いものを見つけた!」です。
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