【エピペン】エピペンの管理方法
いざと言う時に使えるように、日頃からエピペンの管理が大切です。主治医から聞いた管理方法を書き出してみます。
エピペンの保存方法
エピペンの保存方法です。エピペンの温度管理が大変な事と、小さいお子さんの目につかないようにしないといけません。それと外出時は携帯することを忘れずに!
15℃~30℃までの気温で保存
冬場は冷えすぎてしまいそうだし、夏場は暑くなるだろうし保存場所が難しそう(;゚Д゚) かと言って冷蔵庫では冷えすぎてしまう。常に空調が必要だろうな。クーラーや暖房を使わないとですね。
エピペンの携帯用ケースに入れて保存すること
部屋等の日光が当たる場所は高温になるので置かないこと。あと注意しないといけないのは、暑い時期だと車中に放置するのは駄目です。めちゃくちゃ高温になりますからね。
幼児の手の届かない所に保存
誤って幼児が触るようなことがあったら大変です!必ず幼児の手の届かない高い所へ保存するようにしましょう。
外出時はエピペンを携帯する
気温の高い夏にエピペンを持ち歩く際の工夫
とにかくエピペンは温度管理が大切みたいで、15℃~30℃までの気温で保存しないといけないようです。夏場は冷蔵庫で冷やした保冷剤をタオルで包み、エピペンと一緒に保冷バッグに入れて持ち歩くようにする等の工夫が必要です。
※この様な方法でも30℃以下に保てるかどうかは環境によると思います。また、暑くなりそうだからと急激にエピペンを冷やすと不具合が起こる可能性もあります。くれぐれも夏場のエピペン管理は注意してください。
気温の低い所へエピペンを持ち歩く際の工夫
山登り、トレッキングをする際は注意が必要です。山登りやトレッキングへ行く日の天候や地形によって多少異なりますが、現在いる位置よりも標高が100m高くなると、気温は約0.65℃下がると言われています。なので、山の登りはじめは雪がなかっても、登るにつれ気温が低くなるので気づくと周りが雪景色となります。
ここまで行ってしまうと、エピペンの保存温度の15℃~30℃は軽く下回ってしまいます。山登りをする際、スズメバチに刺されアナフィラキシーショックを起こす恐れがあるのでエピペンを貰いましたが、なかなか携帯して管理するのは大変そうです。気温が下がればホッカイロ等で温度15℃以上を保ちつつ山を登らなければなりません。
エピペンをいつでも使えるようにしておく
自宅では自分はもちろん、ご家族もエピペンがある場所を知っておく必要があります。それから、外出する時には必ず携帯するように心がけましょう。いつどこでアナフィラキシーショックになるか分かりませんもんね。
エピペンを携帯するときに注意する点
エピペンは、いくら携帯用ケースに入れていると言えども、プラスチック製品なので落としたら破損する可能性はあります。スマホだって落としたら、簡単に破損しますもんね。注意しましょう。
エピペンの薬液状態
エピペンの薬液を常にチェック
エピペンの注射器にある窓から、薬液の状態を確認することが出来ます。
正常なエピペンは、注射器の窓から見える薬液の色は透明です。
一方、注射器の窓から見える薬液の色が変色、または沈殿物が見えるようなら使用しては駄目なエピペンです。このような場合は速やかに新しいエピペンを処方してもらうようにお願いしましょう。
次回は、「透析室に巣くう透析患者の老害」です。
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