人工透析-血液透析導入
私は透析を初めてしました。太い針をシャントで拡張した静脈に刺して行います。
シャント腕に穿刺
透析室の先生や技師さん、看護師は明るくて元気いっぱい接してくれました。緊張してたけど、ぶっ飛んじゃいました。皆さん ありがとうございます。雑談しながら、心電図や血圧計、透析の準備をしてくれます。静脈に刺す針を見て、思わず「太っ!長っ!」て言いそうになりました。今日は初めての透析なので、麻酔シールなしで刺すことに。何事も経験ちゅう事なんやな先生‥。「刺しますよ~」の声に覚悟を決める。プスって音はしません。スッと針が静脈に入っていきます。痛さは血液検査をする位でした。
血液透析開始
針を刺して貰い、チューブが動かないようにテープで固定して、チューブとチューブをジョイントで繋げ、いよいよ透析の開始です。自分の血がチューブに吸われて行く。赤くてとっても温かい。それが、どんどん長くなって行く。そして、ダイアライザー(腎臓のかわりに不純物を取ってくれる)に入り、私の体内に帰って来る。
自分の血が管を流れて行く様を見ながら、「透析がない時代であれば、私は尿毒症で助からなかったんだな。」
本当に様々な思いが込み上げて来ました。
何かジーンと来るものがあって、感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
3時間後、何事もなく透析は終わりました。明日は3時間半と少しずつ伸ばして4時間にしていきます。
透析が終わって感じたことは、勘違いやろうけど視界がクリアなんです。
それから、頭がフル回転状態になりましたね。なんか、いつも頭の中がボワ~っとしてたんで驚きました。
今回、初めての透析でしたが、頭痛や嘔気、それから痙攣やこむらがえりなど、不均衡症候群の症状はありませんでした。
次回、「人工透析中の回路詰まり」です。
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