最近、透析中から続く頭痛に悩んでいます
私は現在、オンラインHDFで6時間透析しています。ヘモダイアフィルタのABH-21Fでは毒素が抜けすぎていて、透析を導入した時に見られる合併症の不均衡症候群になっているみたいです。頭痛、気分が悪い、フワフワした感じが続いています。それまでは、毎回こむら返りくらいでした。
不均衡症候群
体の中にある老廃物をはじめとする様々な不要物質は、透析によってが除去されて綺麗な状態になります。血液中にある老廃物や不要物質の除去は出来ても、細胞内の毒素はなかなか取り除くことはできないそうです。
これは毒素や細菌、薬などを極力入れないようにする為の仕組みの血液脳関門があるからです。その為に脳内との間に老廃物の濃度差が生じます。
なので体の毒素が抜けても、脳内の毒素である老廃物や尿素窒素・クレアチニンなどは、透析をしても抜けるのが遅いのです。このことから、体と脳に毒素の差が生じてしまうので、浸透圧により体から脳の方に水が移動して行き、脳に水が貯まった状態となるのです。このように不均衡が起こることを、不均衡症候群というのです。
この脳に毒素や細菌などを簡単に侵入させないようにする血液脳関門は、逆に脳内にある毒素を簡単に脳から排出できない仕組みとなってしまうです。
浸透圧により、体から脳へ移動した水分で脳が腫れます。その為に脳膜が刺激を受けて頭痛が起こります。私の場合ですが、この頭痛の持続時間は、透析が終わってから8時間程で痛みはなくなります。翌日になると不均衡症候群の症状は全くありません。
試行錯誤
看護師、臨床工学士が頭痛をどうにかなくそうと色々試してくれました。6時間かけて除水してたのを12時までの3時間で除水を終わらせて、残りの3時間で毒素だけを抜く処理をしてくれました。初日は、そのやり方で頭痛は出なかったのですが、次にやった時は残念ながら頭痛が出てしまいました。そこで、私の担当してくれている看護師が、一度オンラインHDFを辞めて、HDで2週間様子を見てみましょうと言うことになりました。
次回の透析からHDです。どうか頭痛が起きませんように(+_+)
次回は、「透析方法をオンラインHDFからHDに変更」です。
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